こんな真冬ではございますが、洗い出しの施工をしています。
幸い今週は冷え込みが緩く凍み込みの心配はさほどではないので、仕上がりは思った以上に上手くいったと思います。

あとは延べ段とあられくずしの石貼りの施工となります。

何となくじっくり楽しみながら確実にぶれずにきちんとした施工をモットーに
進めてまいります。

いまどき午前１０時や午後３時にお茶を出してくれるお客さんは少ないと思います。
と、言うかそれは一昔前の事と認識しています。

職人にとっては午前午後の休憩は大事な時間です。
一呼吸置いて見つめ直したり、呼吸を整えたりと必要な間、でもあります。


今伺っているお客様は自分達と一緒にお茶を戴くのを楽しみにしていて下さいます。
毎回自家製の美味しい漬物やちょっと高級なお菓子を出していただき、そして今日はぜんざいまで戴きました。しかも昨年畑で収穫したあずきで作ったとかで絶品のぜんざいでした。　
（この白菜の漬物も絶品の美味しさでした）

小布施には駅が二つあります。ここは無人の都住という駅です。
夕方仕事帰り、駅の踏切にさしかかった頃に警報機が鳴り遮断機が降りました。停車していると電車がホームに到着しました。
何となく哀愁感じる風景でした。

今日は大寒、朝の冷え込みは－６℃、思ったよりはゆるい感じで日中は日ざしのおかげで暖かく感じました。
さて、いよいよ工事着工となりました。厳しい時期ではありますが、頑張っていきます。

年末、お世話になっているお得意様が亡くなられました。その方は自分が独立した頃に、まだ顧客がほとんどいない中、その気があるならうちの庭木を剪定しないか？っと声を掛けてくださった恩人のような方でした。その方は魚屋の親方で気風の良い人でした。

今は息子さんが後を継ぎ、職種は違えどパティスリーロントというお店を経営されています。
彼はフランスで修行され本場仕込みの技術を取得され、洋菓子というよりは芸術のような作品を作り出しています。
親譲りの熱いハートを持った彼のお店は連日多くのお客さんが訪れています。
これからもいろいろと多くの関わりがあると思いますが宜しくお願いしたいと思います。

　

この年末年始は家にこもり静かに穏やかに過ごしました。
そして今朝、人出の少ないうちにと思い、善光寺へ初詣に行って来ました。
自分の年中行事の初めとして毎年来ています。お札、熊手、を買っておみくじを引いてと、ここから自分の今年がスタートします。
コロナ感染が広がる中、善光寺へ参拝に訪れる人は思ったより多いという印象でした。手を合わせて一番に願うのはやはり早くコロナが治まる事です。
　

仁王門


仲見世通り